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「弱いつながり」を読みました

2014年08月11日

文章を書く訓練についでに読んだ本でも紹介してみる。今回は東浩紀さんの弱いつながり 検索ワードを探す旅という本を読みました。

Googleが予測できない言葉を手に入れよ!

この本のキーワードは「Googleが予測できない言葉を手に入れよ!」。最初聞いたときはなんてうさんくさそうなキャッチコピーかと思ったのだけど、インターネットとリアルに関して東浩紀さんらしくとても哲学的にかつわかりやすく説明した内容でした。

ネットは強い絆をどんどん強くするメディア

ぼくが最初勘違いしていたのが、インターネットはつながりを広げるものだと思っていたこと。でもじつは全然真逆で、だいたいがすでに知り合っている人とさらにコミュニケーションをとるために使われていたり、究極的にはGoogleに検索するキーワードさえもGoogleが予測できてしまうくらい個人の経験に基づいていて、前提として目的の情報にたどり着くには、まずその検索ワードを入力しないといけない。 その情報が見たい、という欲望がなければならない。

じゃあその欲望はどこからくるの?というと、リアルが一番多いんですよね、という話。

弱い絆はノイズに満ちたもの

そういった欲望って、求めていない段階ではどういうふうに認識されるかというと、ノイズとして認識されてしまう。知らない世界、自分が現時点で興味のない世界はすべてノイズなんです。

インターネットはそのノイズを極力抑えるようにできている。Twitterで興味のあるツイートをする人ばかりをフォローする。好きなキーワードで検索し、Googleが的を射た記事を提案してくる。もちろんGoogle自体が悪、というわけではなく、そればかりに依存していると自分の限界を作ってしまうということ。

ネットには情報が溢れているということになっているけど、じつは重要な情報は見えてこない。なぜなら、ネットは自分が見たいと思っていることしか見ることができないから。

環境を変えないと検索ワードが固定化し、出会うはずの出会いもおこらない。

ノイズをつくる、受け入れる

ではどうすればGoogleが予想もしないキーワードで検索できるようになるかというと、ノイズを受け入れるしかないんですね。たとえばAmazonで単に望みの本を注文するだけでなく、本屋さんに行ってその本にたどり着くまでの本の誘惑を浴びるだとか。もっといえば、リアルで環境を変えてみるだとか予想外のことをすればもっとノイズにあふれた世界に飛び込めるので、本著書で東浩紀さんは「旅」をおすすめされていました。

ネットは人々の所属を固定化する。リアルで予想外のことをする。新しい欲望が生まれる時間をつくる。


一部説明する順番を入れ書いたり言い回しを別のコンテキストに移動させたり多少編集しましたが、ぼくがこの本のメインテーマだと感じた内容をまとめてみました。

インターネットの特性をきちんと理解できて、逆説的にリアルの特性にも気づくことができてとてもよかったです。

ただ、読書メモをとっているとはいえそれをまとめるのになかなか体力を使う…まぁ、簡単にでもまとめていって本に書いてある内容を少しでも深く理解できればいいな。

弱いつながり 検索ワードを探す旅
東 浩紀
幻冬舎
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2014年08月11日

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自己紹介
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KEISUKE TSUKAYOSHI

UX Designer / UI Designer.

株式会社Fablicでフリマアプリ"FRIL"などの事業サービスのプロダクトマネジメントやデザインを担当しています。

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copyrights(c) Keisuke Tsukayoshi.