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ぼくの三上

2014年12月04日

外山滋比古の『思考の整理学』を読んでいて、着想(=アイデアの種)を得るのにいい場所として“三上”がある、みたいな考え方を知った。

欧陽脩という人が提唱したらしいこの三上は馬上、枕上、厠上(馬のうえ、横になっているとき、トイレにいるとき)で、昔はこの3箇所でアイデアをひらめくこと多かったらしい。この三上のチョイス自体にはあんまり共感できなかったのだけど、たしかにぼくもなにかを考えているところっていつも決まった場所だなぁと気づくことが出来たので、ぼくなりの三上を考えてみた。

ぼくの三上

車上 – 電車に乗っているとき

ふだん電車のなかでは本を読んでいることが多いので、そのインプットとぼくの頭のなかの情報がすれ違ったとき着想が生まれる。ほとんど仕方のない着想ばかりで、メモしていても少し経ってやっぱり消すことが多い。それでも残ったメモは頭のなかに着想として寝かせておいて、やがてアイデアに落ちるときを待つ。

ぼくにとって着想がうまれるところ。

湯上 – 風呂に入っているとき

作業が良い感じに煮詰まってきたころに風呂に入ると、いい具合にアイデアを見つめなおすことができる。そのうちこれはというアイデアに変化することがある。もとになったアイデアから生まれた着想の種をひらめくが、湯船にいるためどうすることもできない。そこでもう少しそのひらめきを再び見つめなおす。この着想の種がまた、これはというアイデアに変化する。

ぼくにとって着想を見つめなおすところ。

筆上 – 文章を書いているとき

アイデアまで落としこんだ着想をアウトプットしながら整理する。最初にマークダウンで、文章のアウトラインをとって文章の大枠を作ったらそれに肉付けしていく。あたまのなかにあった言葉がどんどん出て行って、軽くなったあたまを使って人に伝えられるようまとめていく。

ぼくにとって着想を整理するところ。

三上の時間を大切にしたいと思った

ここでなにを言いたかったのかというと、ぼくがどんなところで着想を得ているだとか自慢したいとかそういうわけじゃなくて、ものごとを考えたり思いついたりするのは実はだいたい同じ場所・空間であるから、その時間は大切にしなくちゃね、ということが言いたかった。

生活がだんだん便利になっていくほど、こういった三上の時間はとるのは難しくなってゆく。


外山滋比古を読んでるせいで、外山滋比古を下手にまねたような文調になってしまった。。。

エッセイ読むのってほんと好きだわぁ

思考の整理学 (ちくま文庫)
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自己紹介
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KEISUKE TSUKAYOSHI

UX Designer / UI Designer.

株式会社Fablicでフリマアプリ"FRIL"などの事業サービスのプロダクトマネジメントやデザインを担当しています。

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